ささやかな夢

結婚し子供をもうけた友人の元へ、半年に1回くらいのペースで赴く。その家の子供にお小遣いをあげて「お金をくれるやさしいおじさん」のイメージを植えつける。その子供が大きくなって中2くらいになったとき、僕とその子の父親を比べて「おじさんのような生き方もいいかもしれない」と惑わせる。

そして高1くらいのとき、もう1度同じ問いを考えたときに「ああ、やっぱり家庭を持った方がいいかもしれない」と気付かせる。そんな存在でありたい。