オタクと非モテと

非モテ関連の言説を見ていてとっても気になる2つの話。

・「オタクなので非モテ
・「非モテなのでオタク」

前者はなんとなくだけど納得、かつてのオタクバッシングや、現在の秋葉原アキバ系といわれる方々のメディアでの扱われ方を見れば、「オタク」という存在がマイナスイメージで見られているのは一目瞭然である。

そのマイナスイメージによって異性同性かかわらず、一般の方(ここではオタク的嗜好に興味薄い方として使用)からは距離を置かれるのは分からないことでもない。学校でも「オタク連中」としてカテゴライズされて、いわれのない差別を受けたりもする。

しかし、後者に関しては全く想像が出来ない。僕は、自称「漫画読み」で一般の方から見れば、十分にオタクであり、未だに「あいつはオタクだから…」という感じであれこれ言われたりするのだけど、モテないことを理由に積極的に漫画を読んだことはない。

この「非モテだからオタク」の方はいるんだろうか…。さらにこれを提唱している方は、漫画やアニメ、ゲーム、ラノベ…etcにはまる動機がモテないことだと本気で思っているのだろうか。

いや、そりゃいるかもしれないし、人それぞれだし、一部の人メソッドとかあるけど、もう人生のほとんどを漫画とともに生きてきて、ひたすら漫画漬けの生活を送る僕としては、「どうせモテないから漫画読もう」とか「どうせ(中略)アニメ見よう」とか「d(中略)ゲームしよう」ってのがなにか腑に落ちない。

モテてもモテなくても、明日が見えなくても○○が見たい!そうではないのだろうか……。